社団法人大和青年会議所主催による防犯研修『明日から出来る犯罪予防策』とは何か?に
日本盗聴・盗撮相談センター本部(マックスサービス株式会社)代表 本間利直
千葉盗聴・盗撮相談センター(中央セキュリティーサービス)代表 古屋義博
の2名が講師として出席しました。
日本盗聴・盗撮相談センターより現状の盗聴・盗撮の実態や犯罪事例について紹介いたしました。
千葉盗聴・盗撮相談センターより最近横行している侵入盗の手口ピッキング・カム送り・サムターン回し等の犯罪事例を実演し防犯対策について講話しました。
各企業の経営者様が多く入会されている海老名欅ロータリークラブ様のお招きにより講師として現在多い犯罪の手口や、盗聴の実態を実際にデモを行いながら説明しました。
各企業の経営者様が多く入会されている海老名欅ロータリークラブ様のお招きにより講師として
現在多い犯罪の手口や、盗聴の実態を実際にデモを行いながら説明しました。
1.犯罪の現状
2.防犯の深刻性
3.日常の防犯
4.地域防犯
法務省の犯罪白書などの統計データでも犯罪の多様化に伴って犯罪件数は増加していることが報告されています。空き巣の侵入では、一戸建、共同住宅(マンション・アパート)のいずれも、三角割り、焼き破りなどによる窓からの侵入が依然トップで、次に無締り、サムターン廻し、ピッキング、カム送り開錠、などによる玄関・勝手口ドアからの侵入と続いています。
また、居空きといって在宅中にどうどうと侵入する手口も増えているため、女性の一人暮らし、自宅に子供だけしかいない状況やお年寄りだけのお宅は特に狙われやすいとされています。
最近では盗聴器を使い旅行で留守になる日程を確認してからの犯行や、売買の目的で個人情報を収集しているケースも報告され、空き巣もハイテク化しています。またアナログ式のコードレス電話は第三者が安価の市販受信機器によって簡単に傍受(盗聴)でき情報漏洩の危険があります。車上狙いは海老名市内でも多発しており、車、バイク、自転車と実行犯は若年化の傾向にあります。
このように犯罪が多発している上にあっても、まだまだ防犯に対する取り組み意識が薄く被害に遭ってから慌てて対策に力を入れているのが現状です。一昔前は被害にあっても金品だけで済んでいましたがここ数年は凶悪犯が増え、窃盗団による殺人もマスコミなどを通じて毎日のように報道されています。今は金品と共に命まで奪われてしまう時代です。
日頃から他人事ではなく我が身に置き換え、深刻にこの事実を受け止める必要があります。
防犯には4原則と4つのポイントがあります。
家の周りはセンサーライトや外灯で照らすことにより侵入の抑止効果があります。
侵入に最低でも5分以上の対策により侵入の抑止効果があります。
防犯ブザーなどで音を鳴らすことにより侵入の抑止効果があります。
顔を見られる、知られてしまうという事により犯罪抑止の効果があります。
計画
実行
見直
継続
各家庭や地域によって現状の防犯に対しての実施状況をふまえた上で、何が重要かを検討しできることから始めるのが第一歩となります。犯罪に対する取り組みに過剰はありません。
また日々犯罪も変化しているため情報収集とチェックを定期的に行なうことです。
そして大事なことは続けるということです。
自らの地域は自ら守るという高い防犯意識と連帯意識のもと、地域住民が自主的または自発的に活発な活動を行なうことにより安全で安心して暮らせる地域づくりが確立できます。
行政、自治会、PTAを通じ地域で催し等を開催しコミュニケーションの場を持つことも手段のひとつです。そのためにも防犯の原則やポイントにある「挨拶」「継続」が正に必要不可欠になります。